ヤマハ「YSP-2700」の口コミが知りたい!
ヤマハのYSPシリーズは、2004年に販売された「YSP-1」から壁反射を利用したサラウンドで人気を集めてきました。
その後もYSPシリーズは進化し続け、最新モデルであるデジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-2700」が2016年9月に発売されました。
「YSP-2700」の特徴は、臨場感・迫力が増したサラウンドや、4K/60p映像伝送対応のHDMI端子が搭載されたこと、Bluetooth受送信ができるようになったことなどです。
そんな「ヤマハYSP-2700」について調べてみると、悪いレビュー、口コミは少なく、音質や接続方法などについての良いレビュー、口コミが圧倒的に多く見つかりました。
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次
ヤマハYSP-2700の悪い口コミ
ヤマハYSP-2700についての口コミやレビューブログから、悪い口コミをまとめてみました。
- デバイス間連携の手順が面倒
- コンパクトなデザインだが奥行きがあるので、置き場所に注意が必要
- リモコン機能を専用アプリですべて操作できない
- 高さ調整用の台座が安っぽい
- もう少し高級感のあるデザインだと良かった
- アプリはGoogle Play MusicやApple Musicにも対応してほしい
- オーディオシステムより多少レンジが狭いと感じる
悪い口コミはあまり多くはなかったのですが、YSP-2700の特徴のひとつである連携機能について手順が面倒などの悪い口コミがありました。
その他、デザインやアプリについても悪い口コミがありましたが、いずれも少数意見でした。
ヤマハYSP-2700の良い口コミ
次に、ヤマハYSP-2700の良いレビュー、口コミを調べてみました。
音が素晴らしい
- 音響が素晴らしい
- ライブの楽しさを思い起こさせてくれる、音楽を楽しむ雰囲気を再現してくれる
- 中音から高音にかけての音がクリアできれい
- ステレオでも楽しめる
- テレビの人の声がはっきり聞こえる
- 音量をあげなくてもきちんと聞こえる
- 立体感、臨場感のある音
- 映画の迫力が増す
- コンパクトなスピーカーとサブウーファーから素晴らしい音場が作られてびっくり
- 狭い部屋でも7.1ch環境が実現される
中高音がクリア、立体感・臨場感がある、など音質の良さを高く評価するレビュー、口コミが多くありました。
デザインが良い
- 高さがあまりなくて良い(奥行きはある)
- 本体が平たくて、テレビの受信部分が隠れないのが良い
- サブウーファーがスリムでカッコイイ
- 配線やスピーカーがたくさん必要だったホームシアターシステムがシンプルなスピーカーとサブウーファーで実現できる
- HDMIと接続するだけの簡単接続
デザインについて、高さが低めなのでテレビの受信部分が隠れなくて良いといった声が多くありました。
設置も簡単で、複雑な配線なども必要ない点もプラス評価されていました。
その他
- Radiko、Amazonプライムミュージックなどを再生できる
- サブウーファーが強力
- サブウーファーがワイヤレスで設置場所の制限が少なく便利
サブウーファーがワイヤレスで接続できることや、Radikoなどを再生できることについても良い口コミがありました。
家電アドバイザー kumi
ヤマハYSP-2700の音質はSONY、BOSEと比べると「後ろからも聞こえる」「立体的で臨場感がある」
ヤマハYSP-2700を同じ価格帯のSONY「HT-Z9F」やBOSE「Sound Touch 300」と比較してみます。
SONYの「HT-Z9F」は、SONYのサウンドバーの中で中位に位置づけられる機種です。
口コミを見ると、音が遅れて聞こえるなどの不便もあるようですが、音質はそれなりに良いようで、金額以上という口コミもありました。
手軽に設置できるので、予算やスペースに限りがある方におすすめです。
- 低音が素晴らしい音質
- 高音がクリアな音質
- 映画館のような臨場感のある音
- ソニー製以外のテレビは、連動して電源が切れない
- 音がテレビより遅れて聞こえる
次に、アメリカの音響機器メーカーBOSEのサウンドバー「Sound Touch 300」の口コミを見てみます。
- これ1本で手軽にサラウンド感を楽しむことができる
- テレビや映画の音質のバージョンアップにおすすめ
- 後ろから音が聞こえるわけではない
- 低音がしっかりしている
- 臨場感のある低音
- 中高音が安っぽい
- 音楽鑑賞にはあまり向いていない
- 付属のHDMIケーブルの品質が悪い(他のものに変えたら音質が改善した)
「Sound Touch 300」には別売のサブウーファーやサラウンドスピーカーもありますが、なくてもテレビ、映画であればサウンドバー1本でそれなりの音質を楽しめるようです。
テレビや映画の音質を手軽に向上させたい方に良さそうです。
YSP-2700は、7.1chリアルサラウンドシステム、付属のインテリビームマイク(高性能測定用マイク)で部屋に合わせて最適なビームの向きや音質を再現する「インテリビーム機能」があるので、後ろからも音が聞こえる点、立体的、臨場感のある音質である点が高く評価されています。
ただ、壁に音を跳ね返す環境になければ製品の良さを活かした音質を感じることができません。
部屋の大きさが3m四方より小さい場合や吸音素材の壁の場合はおすすめできません。
家電アドバイザー kumi
ヤマハYSP-2700は壁掛けできない
取扱説明書によると、YSP-2700の設置位置は、テレビの前、テレビ台の上などに直置き、または、YSP-2700の下に高さを上げるスタンドを取り付けてテレビのスタンドを跨ぐように設置することが想定されています。
壁掛けについては特に記載されていなかったので、ヤマハに問い合わせてみたところ、壁掛けには対応していないということでした。
口コミを見ると、本体裏面の穴を壁に取り付けたビスに引っかけたり、市販の取付用金具を利用したりして設置した方はいるようです。
壁掛けは自己責任でお願いします。
ヤマハYSP-2700とYSP-2500の違いはネットワーク機能など
ヤマハYSP-2700は、YSP-2500の後継モデルです。
主な違いは、YSP-2700には、HDR映像や4K/60p映像伝送に対応したHDMI端子が新たに搭載され、「Dolby Vision(ドルビービジョン)」やHDR方式「Hybrid Log-Gamma(ハイブリッドログガンマ)」の伝送にも対応しています。
また、テレビやレコーダーに対応したHDMIコントロール機能が搭載され、テレビ・レコーダーと連動して電源オン・オフや音量調整、入力切替などができるようになりました。
さらに、専用アプリの「Music Cast CONTROLLER」を使用して色々な操作ができるようになりました。
Bluetoothの対応プロファイルについても、YSP-2700はAV機器のリモコン操作機能があるAVRCPが採用されています(YSP-2500はA2DP、SPP)。
なお、YSP-2500にはヘッドホン端子がありましたが、YSP-2700にはなくなりました。
音質については、ヤマハのホームページに、
「YSP-2700は、YSP-2500とくらべ中域がより伸びやかにより開放的に鳴るようになりました。また、チューニング時に帯域バランスを見直し、全体としてパンチのある音になっています。」
と記載があります。
YSP-2700の口コミでも音質がすばらしいという声が多くありましたので、音質面も進化したと思われます。
ヤマハYSP-2700の後継機種は未発売
YSP-2700の後継機種は発売されていません。
念のためヤマハに問い合わせてみましたが、今のところ後継機種の情報はないようです。
YSP-2700を最安値で購入するならAmazonか楽天がおすすめ
最後に、YSP-2700を最安値で購入するなら、Amazonか楽天市場がおすすめです。
出品者やセールなどによって価格は常に変動しているので、Amazonと楽天で価格を比べてみて、安い方で購入してくださいね。
まとめ
ヤマハ「YSP-2700」についてご紹介しました!
ヤマハのデジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-2700」は、簡単に設置でき、家庭でもかなり臨場感のある音質を楽しめるようです。
音声ビームを壁に反射させる特性を活かせるお部屋でぜひお試しください。