数あるオーブンレンジの中でも特に人気の高いオーブンレンジと言えば、日立のヘルシーシェフシリーズ。
レンジ機能以外にもオーブンやグリル、過熱水蒸気など様々な調理法が一台で出来てしまう万能のヘルシーシェフは、多くの方から高い評価を得ているオーブンレンジです。
そんなヘルシーシェフには4つの現行モデルがあり、そのスペックによって搭載している機能が異なります。
今回は、その4つのモデルを機種ごとに比較してみました。
目次
日立ヘルシーシェフ MRO-W1YとMRO-S7Y、MRO-S8Yの比較と違い
2021年3月時点では、2020年モデルが最新機種(ヘルシーシェフの発売時期は例年夏頃)です。
まずは2020年モデルであるMRO-W1YとMRO-S7Y、MRO-S8Yについて詳しく見ていきましょう。
それぞれで異なる点は、
- 容量
- オーブン機能
- レンジ性能
- お手入れ
- オートメニュー数
となっています。
容量
容量やレンジのサイズについては以下の通りです。
- MRO-W1Y 容量 30L/ 庫内有効寸法 401×322×218/ 外形寸法 497×442×375
- MRO-S8Y 容量 31L/ 庫内有効寸法 401×344×218/ 外形寸法 487×430×365
- MRO-S7Y 容量 22L/ 庫内有効寸法 295×323×213/ 外形寸法 483×388×340
MRO-W1YとMRO-S8Yについては、あまり大きな差はないようです。
一方でMRO-S7Yは、他の2つと比べて一回り小さいサイズとなっています。
オーブン機能
では次に、オーブン機能の違いについてです。
ヘルシーシェフシリーズでは、全てのスペックに過熱水蒸気調理が搭載されています。
しかし、ヒーターや熱風機能に多少の違いがあるようです。
まずはヒーターに関して見ていきましょう。
- MRO-W1Yはダブル高速ヒーター
- MRO-S8Yは上下平面ヒーター
- MRO-S7Yは上下平面ヒーター
そしてオーブンの温度は、
- MRO-W1Yは100~250℃、300℃
- MRO-S8Yは100~210℃、250℃
- MRO-S7Yは100~210℃、250℃
料理をムラなく仕上げることの出来る「熱風機能」については、MRO-W1Yのみに搭載されている機能です。
オーブンの機能が高いとそれだけ料理の幅も広がるので、色んな料理を楽しみたいという方にはMRO-W1Yはポイントが高いですね。
レンジ性能
あたため性能も各スペックによって少し異なります。
まずは、搭載されているセンサーの違いをチェックしていきましょう。
- MRO-W1Yはトリプル重量・赤外線・温度
- MRO-S8Yは重量・蒸気・温度
- MRO-S7Yは重量・蒸気・温度
そして、2品を同時にあたためることの出来る機能は
- MRO-W1Y あり
- MRO-S8Y あり
- MRO-S7Y なし
好みの温度にあたためることの出来る機能は
- MRO-W1Y あり
- MRO-S8Y なし
- MRO-S7Y なし
となっています。
どのスペックにもレベルの高いあたため機能が搭載されていますが、レンジ機能をよく使う方には2品同時にあたためることが出来る機能などは有り難いですよね。
お手入れ
ヘルシーシェフシリーズは、お手入れが簡単である点も好評です。
3つのスペック全てに「お手入れコース」が搭載されており、ボタンを押すだけで大量のスチームが発生し、庫内の見えない汚れもしっかりと浮かせてくれます。
オートメニュー数
ボタン1つで簡単に作ることの出来る、オートメニューの数にもそれぞれで違いがあります。
- MRO-W1Yのメニュー数は242
- MRO-S8Yのメニュー数は109
- MRO-S7Yのメニュー数は90
どの機種も数は違いますが、かなり沢山の種類を自動で作ることが出来ますね。これなら料理のレパートリーに悩むことも無さそうです。
家電アドバイザー kumi
2020年モデルのMRO-W1Yと2019年に発売された最上位MRO-W10Xの違い
2020年に発売されたMRO-W1Yに対して、MRO-W10Xは2019年モデルですが未だ根強い人気を集めている最上位機種です。
これら2つのスペックで異なる点は、以下の2点です。
- オートメニュー数
- スマホ連携機能
オートメニュー数
- MRO-W1Yのメニュー数は242
- MRO-W10Xのメニュー数は264
スマホ連携機能
- MRO-W1Y なし
- MRO-W10X あり
MRO-W10Xは無線LANでスマホと連携して、様々な便利機能を使うことが出来ます。
アプリに新しくアップデートされたレシピを追加したり、献立決め・サポート・お知らせ機能などの便利な機能を利用することが可能です。
この点が、MRO-W10X最大のメリットでもあります。
多くの機能を使いたい方であればMRO-W10Xを、アプリの連携はいらないけれどハイスペックのものを求める方であればMRO-W1Yが最適でしょう。
オススメのヘルシーシェフは?
以上のことから、それぞれのスペックごとに「こんな方におすすめしたい!」という特徴をまとめてみました。
- アプリは使わないけれど、高性能で最新のモデルが良い!という方にはMRO-W1Y
日立ヘルシーシェフMRO-W1Xの口コミや評判!MRO-VW1との違いは?
- 価格や機能面のバランスが取れたコスパの良いモデルが良い!という方にはMRO-S8Y
日立ヘルシーシェフMRO-S8Yの口コミ!MRO-S8Xとの違いは?
- 少人数の家庭、もしくはコンパクトなサイズを求める方であればMRO-S7Y
日立ヘルシーシェフMRO-S7Yの口コミ!MRO-S7Xとの違いは?
- 旧型モデルでもいいから、機能性を最も重視したい!という方にはMRO-W10X
それぞれのモデルに魅力的な部分はあります。
後は自分のライフスタイルに最適なものを選ぶことで、より快適にヘルシーシェフを使うことが出来るでしょう。
家電アドバイザー kumi
MRO-W1Yを最安値で購入するならAmazonか楽天市場がおすすめ
最後に、MRO-W1Yを最安値で購入するなら、Amazonか楽天市場がおすすめです。
価格は時期によって変動するので、買う時に最安値ショップを検索してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
一言でヘルシーシェフといっても、それぞれに備わっている機能や性能は微妙に違うことが分かりました。
オーブンレンジに何を求めるか、何を重要視するかによっておすすめする機種は異なります。
しかしどのスペックであっても、ヘルシーシェフシリーズは総合的にとても好評で、人気のあるオーブンレンジです。
これらを参考にして、ご自分の家庭にぴったりのヘルシーシェフを見つけて下さいね。
家電アドバイザー kumi
参考記事
ヘルシーシェフ2020年モデルについて、品番ごとの記事も参考にしてみてください。