パナソニックと日立の2020年最新式ドラム式洗濯機を比較!
洗濯から乾燥までできて、洗濯物を干したり取り込んだりする手間を省くことができる便利なドラム式洗濯乾燥機。
各社メーカーから様々な機種が発売されていて、どれを買っていいのか悩みますよね。
そこで今回比較してみたのは、「パナソニック」と「日立」のドラム式洗濯乾燥機2機種です。
特徴や搭載されている機能などについてまとめました。
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次
今回比較する洗濯機(2020年最上位機種)
今回比較する洗濯機は、
- パナソニックNA-VX900AL/R
- 日立ビッグドラムBD-NX120E
の2機種で、どちらも2020年の最上位機種です。
それぞれの特徴についてご紹介します。
①パナソニック NA-VX-900AL/R
- 2種類の「約40℃つけおきコース」で、おしゃれ着の黄ばみも除去する。
- 普段着の黄ばみ除去は、従来機より約4時間短縮。
- タオルソムリエの技を実現した「タオル専用コース」を搭載し、元来の吸水性が保たれた気持ちいい肌ざわりのタオルに仕上がる。
- 「約60℃槽カビクリーンコース」は、ドラム槽内に温水スチームを充満させ、洗浄剤を使用せずに洗濯槽の黒カビの発育・カビ臭を約2時間で抑制する。
②日立 ビッグドラム BD-NX120E
- スマホとつながるコネクテッド家電として、「洗濯コンシェルジュ」機能が洗濯をサポート。
- 「AIお洗濯」を搭載し、洗い方や時間を自動で判断する。
- 大流量・高濃度で洗う「ナイアガラ洗浄」。
- 乾燥時に高速風でシワを伸ばして、アイロンがけの手間を減らす「風アイロン」機能を搭載。
比較表
「パナソニックNA-VX900AL/R」と「日立ビッグドラムBD-NX120E」のスペックについて、表にまとめてみました。
パナソニック NA-VX900AL/R |
日立ビッグドラム TW127X8L/R |
|
容量 | 11kg | 12kg |
色 | ノーブルシャンパン クリスタルホワイト |
ステンレスシャンパン |
サイズ(縦×横×高さ) | 722×639×1058㎜ | 735×620×1070㎜ |
乾燥機能 | 〇 6kg | 〇 6㎏ |
低騒音対策 | × | 5重流体バランサー 3D加速度センサー 摩擦ダンパー オイルダンパー 高減衰ラバー |
清潔機能 | 自動槽洗浄 カビクリーンタンク 熱交換器洗浄 ステンレス槽 |
自動おそうじ 槽洗浄・乾燥 乾燥ダクトクリーンシステム 内面フラットホース |
節電・節水(エコ機能) | ECONAVI ヒートポンプ乾燥 待機電力ゼロ |
ヒートリサイクル乾燥 強力循環ポンプ |
電気代 | 洗 濯:1.8円 洗濯乾燥:24円 |
洗 濯 : 1.9円 洗濯乾燥:26.2円 |
水道代 | 洗 濯:20円 洗濯乾燥:14円 |
洗 濯:21円 洗濯乾燥:14円 |
アプリ対応 | 〇 | 〇 |
洗剤自動投入 | 〇 | 〇 |
予約機能 | 〇 | 〇 |
その他特徴的な機能 | 温水泡洗浄W ナノイーX 約40℃つけおきコース タオル専用コース |
ナイアガラ洗浄 風アイロン 洗濯コンシェルジュ AIお洗濯 |
日立ビッグドラムBD-NX120Eは最大容量12kgまでと多い
容量を見てみると、「日立ビッグドラムBD-NX120E」は12kgと大容量です。
一度にまとめてたくさんの衣類を洗うことができ、毛布やカーテンなどの大物衣類も家庭で洗えるので、とても頼れる洗濯機です。
もちろん、大物乾燥も可能なので、干すのが大変な重い毛布も、運ぶ手間と干す手間の両方が省けるのでおすすめです。
家電アドバイザー kumi
サイズはパナソニックNA-VX900AL/Rの方がコンパクト?
サイズに関しては、「パナソニックNA-VX900AL/R」の方がややコンパクトですが、その差はわずか約10㎜ですので、サイズはほぼ変わりがありません。
特に横幅は、日立ビッグドラムBD-NX120Eの方が約20㎜短いので、見方によってはコンパクトだと感じる人もいるかもしれません。
設置するスペースや好みに応じて選ぶと良いかと思います。
家電アドバイザー kumi
節約志向ならパナソニックNA-VX900AL/Rがおすすめ
電気代や水道代という観点から見ると、「パナソニックNA-VX900AL/R」がおすすめです。
パナソニックの方がわずかではありますが、消費電力が抑えられています。
また、パナソニックNA-VX900AL/Rは日立ビッグドラムBD-NX120Eよりも使用水量が少なく済むので、節水にもなります。
一方で、日立ビッグドラムBD-NX120Eも省エネ技術に優れた機能を多数搭載しています。
特に、運転時に発生した熱を乾燥時に再利用する「ヒートリサイクル乾燥」などを採用しているので、こちらも魅力的ではあります。
洗剤自動投入はどちらもあり
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能は、パナソニックNA-VX900AL/R、日立ビッグドラムBD-NX120Eどちらにも付いています。
日立ビッグドラムBD-NX120Eには新たに搭載された機能なので、待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。
洗濯時に洗剤と柔軟剤を計量する必要がないため、手間が省けて時短にもなることから人気の機能です。
家電アドバイザー kumi
静音性で選ぶならパナソニックNA-VX900AL/R
低騒音なのは、「パナソニックNA-VX900AL/R」です。
搭載されている低騒音対策機能から見ると、日立ビッグドラムBD-NX120Eの方が優れていそうですが、意外と騒音値が高いです。
なお、パナソニックNA-VX900AL/Rの騒音対策について、メーカーの商品ページには特に記載はありませんでした。
まとめ
パナソニックと東芝のドラム式洗濯機から、メーカー発売中の最上位機種「パナソニックNA-VX900AL/R」と「日立ビッグドラムBD-NX120E」を比べてみました。
2機種に大きな違いはないものの、容量で選ぶなら12kgまで対応している「日立ビッグドラムBD-NX120E」、静音性で選ぶなら低騒音対策機能は非搭載ながら騒音値が低い「パナソニックNA-VX900AL/R」がおすすめです。